AGAの原因

薄毛とストレス

現代は女性の社会進出も増え、男女問わず様々なストレスの原因となる要因が蔓延しています。ストレスに悩まされ円形脱毛症に陥ったという症例は数多く報告されています。それではストレスは発毛や育毛にどんな悪影響を与えているでしょうか?

脱毛症に限らずストレスを溜め込むと心身のバランスが崩れてしまうというのは皆さんにも経験があることと思います。長時間のデスクワークによって目や首筋や肩の筋肉にストレスが溜まり眼精疲労や首筋、肩のつらいコリを患ったり、緊張のあまり胃が痛くなったり下痢をしたり。。。また頭痛もストレスが原因で引き起こされます。

薄毛対策では血行を良くして頭皮にある毛根に十分な酸素と栄養を送り込むことがとても大切です。人間の血管は自律神経によってコントロールされているのですが、ストレスはこの自律神経を緊張させ収縮させます。この結果、血流は悪くなり肩こりや首筋のこりを引き起こします。

また目の神経は脳に直結しています。長時間目を酷使すると目の周りの筋肉は緊張し、同様に目の周りの血管は収縮します。この緊張は頭全体に広がり頭痛やめまいや眼精疲労を引き起こします。このとき頭皮の毛細血管も収縮しているので血流が滞ってしまいます。

また睡眠不足もストレスを引き起こす原因です。寝不足で気持ちの良い人などいませんよね。髪の毛の育成とは副交感神経の働きのおかげなのですが、副交感神経は人が休眠状態に入ったときに活性化します。日中動き回っているときは自律神経が活性化していて活動に必要な様々なエネルギー供給の為に働いているため、頭皮には十分な栄養と酸素が供給されているわけではないのです。

またストレスは自律神経に過度の緊張を与え血管を収縮させます。このことで内臓には十分な血液が送られなくなり様々な内蔵の活動不良が引き起こされます。脳も内臓の一つですので、自律神経の乱れにより悪影響を受けてしまいます。

また人はストレス状態に陥るとアドレナリンという物質が分泌されて血管を収縮させ血圧を上昇させることで一時的な興奮状態になります。そうすると体内では活性酸素が過剰産出されて皮脂腺が活性化し、必要以上に皮脂が分泌されます。過剰な皮脂は毛穴の古い角質と混ざり合い「角栓様物質」となり毛穴を塞ぎ、頭皮の衛生状態を悪化させ発毛や育毛を邪魔するのです。

遺伝

AGA(男性型脱毛症)には遺伝が強く影響しているというのはよく言われることですが、本当のところはどうなのでしょうか?この事実が明らかにされたのは1916年のオズボーンと言う生物学者が行った研究結果からと言われています。現在では男性ホルモン受容体遺伝子と呼ばれる遺伝物質が脱毛に関わる情報を持っている可能性が高いと考えられています。

ただし遺伝因子はひとつだけではなく、遺伝因子の発現を特定する別の因子が存在していることもまた明らかになっています。つまりは「単一の遺伝因子だけで禿げる、禿げないは決められるものでは無く、いくつかの遺伝因子の相互関係によって決められる」ということです。

ただ、この遺伝因子の存在が確認されている以上、両親や祖父母など直系の家系にAGAの人が居たなら、将来的にはその人も同じようなパターンで薄毛になる可能性は確かにあるようです。特に10代から30代にかけての比較的若い年齢層の人に禿げの兆候が目立つ場合は、やはり遺伝による可能性が高いと思われます。

若くして髪の毛の薄さや抜け毛に悩んでいる人はなるべく早めに対策を立てた方が良いと思われます。しかし、いわゆる思春期には男性ホルモンが活発に生産されるため抜け毛は多くなる場合があります。その分新しい健康な髪も作られているので、全体的にみて際立って薄いと感じなければそれほど気に病む必要はないと思われます。

抜け毛の進行度合いを測る簡単な方法として、眉毛の上端から指を横にしておでこに当ててみるというやり方があります。このとき親指を除いた4本の指全てが入るあるいは4本入れてもまだ隙間がある場合は残念ながら相当抜け毛が進行していると見てよいようです。できるだけ早いうちに皮膚科を受診することをお勧めします。

アルコールによるAGA

お酒はAGAになってしまうという話をよく聞きますが、実際にアルコールの過剰摂取は薄毛・抜け毛の原因となります。


髪の毛を作り出すためにはいろいろな栄養素が必要となりますが、その中でもシスティンやメチオニンというアミノ酸は髪の毛の生成に重要な役割を担っています。このシスティンやメチオニンという成分は、肝臓でアルコールを分解する働きも担っています。アルコールを過剰に摂取してしまうと、システィンやメチオニンがアルコールの分解に使われてしまうため、髪の毛の生成にまわらなくなってしまうのです。


こういったアミノ酸などは体内で生成されないため、食品やサプリメントで摂取することが必要になります。食品では大豆や小麦などに多く含まれていますが、なかなか食品では十分な栄養素を補給できないのです。そのためサプリメントで補うという事が必要になってきます。逆を言えば補う事よりも減らさないということが大切になりますので、アルコールの過剰摂取は控えることの方がいいです。


また、アルコールの過剰摂取が続くと糖分が多くなり、脂肪が溜まってしまう原因にもなります。それにより血液循環が正常に行われなくなったり、皮脂が出過ぎて毛穴に詰まってしまったりしてAGAとなってしまう可能性もあります。


アルコール自体はちょっと飲む分には血行促進にもなりますし、ストレス解消にもいいですのでやめる必要はないのですが、身体の為にも適量を守り、時には休肝日をもうけるというのも大切です。

タバコによるAGA

喫煙が身体に悪いということは誰もが知っていることですが、当然髪の毛の発育にも悪影響を及ぼし、AGAになってしまう原因になります。


喫煙がAGAに及ぼす影響としていわれているのが、血液の循環が悪くなるという事です。タバコにはニコチンが含まれていますが、体内で吸収されたニコチンは血液を通り最後は尿として排出されます。その際に血液に入ったニコチンが血液の流れを悪くするのです。


またタバコは燃焼すると、一酸化炭素が発生し赤血球内のヘモグロビンと結びつくため、血中の酸素を運ぶ役割が果たせなくなってしまい、酸欠に陥った状態になるのです。 髪の毛を育てる栄養素は血液を通して毛を作り出す毛母細胞に送られますので、血液の循環が悪くなると、髪にいい栄養分を摂取したとしてもその細胞まで十分に行きとどかないのです。


また、最近の研究では喫煙をすることで男性ホルモンを増加させるということがわかってきました。男性ホルモンの増加はAGAに繋がるものですので、こういった危険性も喫煙には含まれています。


今すぐタバコをやめたからといって、AGAとなって抜けてしまった髪の毛がすぐに生えてきたり、細くなった髪の毛が太くなるという可能性は少ないですが、AGAの進行を止めたり、遅らせたりする効果は十分にあるようです。また、タバコは『百害あって一利なし』ともいわれており、髪の抜け毛だけでなく健康に重篤な害を及ぼすものでもありますので、AGAを気にしている人だけでなく健康のためにもやめることをおすすめします。

ストレスによるAGA

AGAになってしまう原因には、あまり知られていないのですがストレスも大きな要因となっています。


ストレスが原因の脱毛症というと、円形脱毛症がありますが円形脱毛症は一過性のものですので、ストレスが解消されると治ってくるケースが多いのです。ですがストレスが原因でAGAとなって抜けてしまった髪の毛は、円形脱毛症のようにすぐに治るようなものではないのです。


ストレスが頭皮に与える影響として、まず考えられるのが自律神経の異常になってしまう事により血液の流れが悪くなるということです。強いストレスを感じると自律神経が緊張して血管の収縮を起こします。それにより血行が悪くなり、髪の毛を作り出す毛母細胞に血液から十分に栄養分を送ることができなくなるのです。


また、ストレスを感じると不眠症になるという人もいます。睡眠不足も髪の毛に大きな悪影響を及ぼすのです。午後10時~午前2時までの4時間が、一番細胞が活発に働き、細胞分裂をおこします。そのため髪の毛も一番伸びる時間帯でもあるのです。そのため、その時間帯にゆっくり熟睡をしていると髪の毛も成長しますが、逆にその時間を寝られずにいると髪の毛が成長できなくなるのです。不眠症も自律神経の異常からくるものですので、ストレスが原因と言えます。


また、ストレスを感じる事で人間はアドレナリンを大量に分泌するようになります。このアドレナリンというのは頭皮から出る皮脂を過酸化脂質に変えてしまうのです。この過酸化脂質というのは粘性があり、毛穴に詰まりやすく、また取れにくいという性質があるため、毛穴が詰まる事でAGAとなってしまうのです。 ストレスは身体自体にも良くありませんので、ストレスを感じても趣味や運動などをしてストレス発散することが大切になります。

運動不足によるAGA

運動不足もAGAを発症させたり、進行を早めたりする原因になります。 運動不足は、脂肪を溜めこみますし、それによって皮脂の分泌も多くなり、毛穴が塞がってしまう原因にもなります。毛穴が塞がってしまう事でも毛が細くなったり、抜けやすくなったりするのです。


適度な運動をすることで、血液の循環も良くなりますので、血液を通して髪の毛を生成する毛母細胞に十分な栄養を届けてくれるのです。それだけでも大きなAGA対策になります。 それだけでなく、汗を流すことで毛穴に詰まった老廃物を出すこともできますし、新陳代謝も活発になります。


またAGAの原因にはストレスをためすぎることもありますが、適度の運動をすることでストレス発散にも繋がりますので、積極的に運動することが大切になります。


運動と言っても、激しい運動をする必要はないのです。軽いジョギングやウォーキング、景色を見ながら散歩をする程度でいいのです。そういった軽い運動は有酸素運動と言って酸素を多く取り入れて行いますので、激しい筋トレなどよりも脂肪が燃焼しやすくなるのです。また、いきなり激しい運動をすると身体にも無理がかかりますし、キツイ運動だと長続きもしなくなります。大切なのは、毎日欠かさず少しでも運動を続けることですので、自分のできる範囲で始めるといいです。


こういった適度の運動は、AGAの予防や対策にはとてもいいのですが、それだけでなく糖尿病や高血圧、脳梗塞などの生活習慣病の予防にもなりますので、そういった可能性を秘めている人にもおすすめです。

食生活によるAGA

AGAの原因の一つとして、食生活があります。もともと日本人は穀物や野菜を中心とした日本食を食べるのが主流だったのですが、近年は外国の食事も摂るようになってきています。食の欧米化というように、外国の食事というのは、牛肉・豚肉・羊肉等の肉類、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品が中心とした食事が主流です。こういった動物性食品を好んで摂取するとAGAになりやすい、または進行が進んでいくのです。


よく肉類や乳製品は太るということを聞きますが、まさにそれがAGAの原因となるのです。 脂肪がたまる事により血流が悪くなってしまいますので、髪の毛を作る毛母細胞に十分に栄養を行きとどかせることができなくなるのです。


また、動物性食品を多く摂取する事で男性ホルモンの分泌が活発になってしまうのです。AGAと男性ホルモンの過剰分泌は非常に密接な関係があるのです。


AGAを予防・解消する為には、食生活の見直しが必要で、食事に日本食を多く取り入れることが先決で、穀物や野菜を多めに摂取することを心掛けることです。 そのためには、髪の栄養分となる植物性タンパク質が多く含まれる大豆類や、細胞分裂を活発化させ頭皮を健康にする働きがあるビタミンAが多く含まれる緑黄色野菜などを積極的に摂取するようにするといいです。


また、生野菜や柑橘類に多く含まれるビタミンCは血管や頭皮を健康にします。ナッツ類やゴマなどに多く含まれるビタミンEは、毛細血管を拡張させて、血液の循環を良くする働きがあります。こういった食生活の改善はAGAだけでなく、生活習慣病などの予防や改善にも効果があります。

遺伝によるAGA

AGAの原因として一番と言われているのが、遺伝です。 よく、お父さんが禿げているから自分も禿げるなどといっている人もいるように、AGAは遺伝の要素がかなりのウエートを占めているのは間違いのないことです。ですが、正確に言うとAGAが遺伝するのではなく、AGAになりやすい体質が遺伝をするのです。


AGAになりやすい体質と言うと、食生活で動物性脂肪を好んで食する、運動をするのが苦手で嫌いという性格、アルコールを大量に摂取する、タバコを吸うなどの髪に悪影響を及ぼす要因を持つ遺伝ということになります。


また、そういった要因があるからといって、人によってはAGAにならない人もいるのです。ということからも、そういった悪影響を及ぼす要因がAGAにすぐに影響している体質であるとも言えるようです。


ですので、AGA自体が遺伝するのではありませんので、そういった悪影響を及ぼす要因を排除することでAGAが発症するのを抑えたり進行を遅らせたり、することができるのです。 また、遺伝といっても、父親がAGAではないのに自分が禿げてしまうということもありあます。AGAに関しては、直接遺伝よりも隔世遺伝の要素が強いと言われています。


そのため、父親がAGAではなくても祖父がAGAであった場合にはAGAとなってしまう可能性が高いようです。また、父親方の祖父よりも母親方の祖父の遺伝を受け継ぐ可能性が高いと言われています。ということからも、母親方の祖父が禿げて