がんと薄毛

がんの治療には外科手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤による投薬治療)などがあります。抗がん剤や放射線治療には吐き気や嘔吐、脱毛などの副作用があります。化学療法の場合、使用する抗がん剤の種類や量によって脱毛率は大体30%からまつげや陰毛まで脱毛するいわゆる全身脱毛と呼ばれるものに至るまで様々です。

副作用としての脱毛が始まるのは投薬開始から大体2~3週間目ぐらいからと言われています。放射線治療も脳腫瘍など頭部に出来る腫瘍に対して行う場合には照射部位から脱毛が始まります。放射線治療による脱毛の場合、照射部位の毛根は壊死してしまうため、再生の可能性は極めて低いと言えます。

シャンプーやブラッシングをしていて大量の髪の毛が抜けるのを目の当たりにすることは特に女性の場合には想像以上にショッキングな出来事かもしれません。しかし、抜け毛は病気が悪化しているからではなく、抗がん剤が効いている証拠だと理解して必要以上に落ち込まないように心がけてみましょう。

落ち込むことで病態が好転することは滅多にありません。だから目先を少し変えて、例えばウィッグを使うとしたら、これまででは出来なかったようなおしゃれなスタイルのものを選んでみるといった具合に、遊び心を失わないということは闘病にあたってとても大切な事です。

実際がんの告知を受けてなるべく笑顔で過ごすようにしていることでがんが小さくなったとか経過がよくなったという話は多数報告されています。病気をきっかけに新しい自分と出会うつもりで、ポジティブな考えを持つようにしてみてはどうでしょうか?

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