AGAと発毛のしくみ

AGA(男性型脱毛症)と発毛のしくみについて説明します。頭髪は肌の角質層が変化してできたもので、たんぱく質を主成分とし、他に約20種類ほどのアミノ酸で構成されています。頭髪の生成には十分な栄養分が必要とされ、その栄養分が不足すると健康な髪が育たなくなり抜け毛や薄毛の原因となります。

毛髪は皮膚の一部と考えられていますが、皮膚細胞と大きく異なる点は「髪は死んだ細胞で作られているため自己修復ができない」と言うところでしょう。健康な毛髪でも死んだ細胞から作られているのはちょっと奇妙な感じがしますが、このことからAGAに限らず健全な毛髪を作り維持していくためには先ず毛髪を傷つけないことが大事なポイントとなります。

次いで発毛のしくみについて説明します。髪は地肌から出ている「毛幹」と地肌の中にある「毛根」とに分けられます。一般的に地肌から出ている毛幹部分を指して毛髪と言いますが、その毛髪を生成しているのは毛根です。毛根には毛球と呼ばれる部分があり、そこで毛母細胞に必要な栄養素を送ると毛母細胞は分裂、成長を始めます。

これが発毛のメカニズムです。このように発毛とは毛母細胞に十分な栄養素を送ることが非常に重要なため、頭皮の毛細血管の果たす役目もとても重要といえます。薄毛対策のヘアケアで頭をたたくようにマッサージしているのは頭皮の毛細血管を刺激して血行を促進させるためです。

髪の毛には発毛してから脱毛するまでのサイクルがあり、それをヘアサイクルと呼んでいます。AGAの場合、男性ホルモンの影響で、このヘアサイクルの休止期と呼ばれる状態の髪の割合が増えるのです。ヘアサイクルは大きく3つの時期に分けられています。新しい髪を作り出す時期を成長期と言います。サイクルは大体3年から5年と言われています。

髪の毛全体の80%から90%がこの成長期の髪で強くしなやかな毛髪です。髪の成長が弱まる時期を退行期と言います。サイクルは2週間から3週間で、髪の毛全体の1%程度がこの時期に当てはまります。また髪の成長が完全に止まっている時期を休止期と言い、サイクルは3ヶ月から4ヶ月程度です。この時期に入るとまた成長期に入り新しい毛髪が作られます。休止期の割合は髪の毛全体の10%から20%ですが、AGAの場合、この休止期の毛髪が増えていると考えられています。

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