瘢痕性脱毛症

瘢痕性脱毛症(はんこんせいだつもうしょう)とは外傷、やけど、ガンの放射線治療、頭皮のおできなどが原因で、毛根が破壊されその結果脱毛してしまう病気です。一般的に瘢痕(はんこん)とはやけどや外傷による傷跡が硬く厚くなって盛り上がっている皮膚の状態のことを言います。

やけどや外傷などなんらかの外的刺激を過剰に受けると回復するときに皮膚や粘膜が引きつった感じで治癒していきますが、そのときに受けたダメージが原因となって毛母細胞を破壊してしまうもので、AGAの原因の殆どがホルモンや遺伝など内的な要因に起因するものに対し、瘢痕性脱毛症は外的要因によるものが大きな違いとなります。

瘢痕性脱毛症の場合、毛母細胞が破壊されているために再度髪の毛が生えてくる可能性が殆ど無く、またAGA同様、治療が遅れると脱毛の範囲が広がっていく可能性もあるため、早期治療が重要になってきます。治療には皮膚形成手術が必要な場合があるので形成外科(まれに皮膚科)で行われることになります。

瘢痕性脱毛症同様に外的要因で引き起こされる脱毛症に牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)があります。牽引性脱毛症とは頭髪が過度に引っ張られる状態が持続している場合に起こります。主な原因としてはポニーテールやちょんまげのようにヘアスタイルで頭髪をきつく束ねたりする場合に起こりやすくなります。

牽引性脱毛症の場合はヘアスタイルを変更することで回復するのが一般的です。牽引性脱毛症は頭皮に回る血液の流れが滞るために起こるので回復を早めるには頭皮のマッサージなどで血行を促進するのが効果的です。ただし、強く牽引されている状態が慢性化すると回復できないほど毛根がダメージを受ける場合があるので気をつけましょう。

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